10月1日、新潟市では110番通報の仕方や護身術などを教えるセミナーが開かれました。対象は留学生。外国人も安心して日本で暮らしてもらいたいと、緊急時の対応方法が伝えられました。
新潟市中央区で開かれたのは、外国人留学生を対象とした緊急時の対応方法などを学ぶセミナーです。
【県警本部 警務部教養課 石井史泰 課長補佐】
「在留外国人、訪日外国人の割合が年々増えている」
外国人が日本で安心して過ごせるように、その支援の一環として県警が主催しました。
外国人からの110番通報が県内で増加していることを受け、今回は通訳を介しての通報の仕方を体験。通訳がいるため、母国語で安心して状況を説明することができます。その後…
【県警本部 警務部教養課 廣瀬欽一 術科係長】
「実際に(腕を)つかまれたとき、どういうふうに逃げるかを練習する」
万が一のときに自分の身を守るための護身術も伝授!留学生たちは楽しみながら緊急時の対応を学んでいました。
【参加した留学生】
「時間がかかるとしても、日本語が分からないと助けてもらえないが、このようなサービスで助けてもらえるのはうれしい」
【参加した留学生】
「自分や周りの安全を考え、生活したい」
【県警本部 警務部教養課 高木盛治 教養管理官】
「日本語が全く分からなくても、110番すれば言語を話せる人とつなげられる。安心して110番してほしい」
県警は今後も外国人向けのセミナーを実施していく考えです。
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