UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)は、イスラエルの空爆によってレバノンで死亡したイスラム組織ハマスの幹部が職員だったと認めました。

UNRWAのラザリーニ事務総長は9月30日、スイスで会見を行い、この日に死亡が発表されたハマスの幹部がUNRWAの職員だと認めた上で、「司令官だとは知らなかった」と釈明しました。

この職員については、3月にハマスとのつながりが指摘され、停職にして調査中だったということです。

ハマスは、9月30日に、この人物がレバノン南部で家族とともに死亡したと発表しています。

一方、イスラエルは、この人物がUNRWAの学校で校長をしていたと指摘しています。

UNRWAを巡っては、ハマスによる2023年10月のイスラエルへの攻撃に一部の職員が関与した疑惑が浮上し、日米など多くの国が資金の拠出を一時的に停止していました。

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