引き渡されたのは、ハワイの戦艦ミズーリ記念館に所蔵されてきた寄せ書き入りの3枚の日章旗です。

日章旗は3日、遺族に戦時中の日章旗などを返還する活動をしているアメリカの非営利団体「OBONソサエティ」の関係者に手渡されました。

このうち戦艦ミズーリの元乗組員が持っていたという旗には「三原青年団」や「黒岩泉君」と読める名前などが記されています。

別の旗には「祝入団 関野勇君」と読める名前が書かれています。

戦艦ミズーリ記念館のマイケル・カー館長は「第2次世界大戦の教訓を忘れず、平和に基づく未来を目指すための取り組みを続ける決意の象徴となる」としています。

「OBONソサエティ」のレックス・ジークさんは「旗が寄贈されたことは無条件の平和と友情の証となった」と話し、今後、旗の持ち主について調査を進めたいとしています。

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