ジャンピエール報道官(左)と共に定例記者会見に登場したバイデン米大統領=4日(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は4日、ホワイトハウスの定例記者会見に2021年1月の就任以来初めて登場した。記者に事前に知らせないサプライズ。ジャンピエール報道官と共に記者会見室に現れると、どよめきが起きた。中東情勢や米経済などについて質問に答えた。  来年1月に退任するバイデン氏は、トランプ前大統領やオバマ元大統領ら歴代大統領と比べて記者会見に消極的だとして批判を受けてきた。  バイデン氏は冒頭、港湾労働者による東海岸などでのストライキ終結を歓迎。記者からの質問に資料を見ずに答えていた。会見室を出る際、11月の大統領選撤退の決断を覆す気はあるか問われると、苦笑していた。


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