アメリカ大統領選挙は来月・11月5日に投開票日を迎えます。

民主党の大統領候補、ハリス副大統領は4日、選挙の行方を左右する激戦州の1つ、中西部ミシガン州の、かつて自動車製造業で栄えた町、フリントで集会を開き演説しました。

ハリス氏は「アメリカの製造業なしに強い中間層はない。私たちはこの3年半の間、産業と労働に投資してアメリカに製造業を取り戻してきた。21世紀の競争に勝つのは中国ではなくアメリカだ」と強調しました。

そのうえで、アメリカの発展を築いてきた自動車製造業や鉄鋼業に加えて、次の世代の製造業が国内で盛んになるよう投資していくと約束しました。

そして大統領選挙の投票日が1か月後に迫り、郵便による期日前投票などが始まっていることから、「すでにミシガン州だけでも200万の投票用紙が有権者の皆さんの手元にある。どうか、待たずにきょう郵送で投票してほしい」と述べて、支持を呼びかけました。

また、この日の集会には、ミシガン州出身のNBA=アメリカプロバスケットボールの元選手、マジック・ジョンソンさんが登壇し、メキシコで初の女性大統領が就任したように、アメリカでもハリス氏を当選させて初の女性大統領を誕生させようと呼びかけました。

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