イスラエルによるイランへの報復が焦点になる中、イスラエルが攻撃を強めるレバノンの親イラン武装組織・ヒズボラとの戦闘も続いていて、レバノンでの死者は2000人を超えました。

レバノンの首都・ベイルートでは、5日も断続的な砲撃が続き、夜の街が着弾による炎で赤く染まりました。

イスラエル軍は空爆に加えてレバノン南部の地上侵攻も継続していて、ロイター通信によりますと、一連の戦闘でレバノンでの死者は2000人を超えました。

ヒズボラを支援するイランから攻撃を受けたイスラエルが、イランにどのような報復を行うかも焦点で、アメリカのバイデン大統領は、「もし私がイスラエルの立場なら、石油施設を攻撃する以外の選択肢を考えると思う」と述べました。

一方でバイデン氏は、「イスラエルはまだ結論を出していない」とも説明し、検討が続いているとの認識を示しました。

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