6日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、両国の国交樹立から75年となるのにあわせて、キム・ジョンウン総書記と習近平国家主席が交わした祝電を掲載しました。

この中でキム総書記は、友好関係の発展は両国の根本的な利益に沿うものだとして、「新しい時代の要求に即して、強化し発展させるために引き続き努力する」と強調しました。

これに対して習主席は、キム総書記と何度も会談して緊密な関係を維持してきたとしたうえで、「国交樹立75年を契機に戦略的な意思疎通を強化し、親善交流と協力を深めていく」としています。

一方で、このところ、両国の間の交流は低調で、関係は以前と比べ悪化しているという見方も出ています。

韓国の情報機関、国家情報院は9月に国会の情報委員会で報告し、中国が北朝鮮の労働者の受け入れに慎重になっていることなどから、「中朝関係は、かなり悪化している」と分析していました。

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