【台北共同】台湾の頼清徳総統は5日、中華人民共和国よりも中華民国(台湾)の方が歴史が長いとして「中華人民共和国は中華民国(台湾)の人々の祖国にはなり得ない」と述べた。台湾の建国記念日に相当する「双十節」の関連行事であいさつした。総統府が発表した。中国が反発する可能性がある。  台湾は1912年に南京で建国された「中華民国」を正式名称としており、この年を独自の暦の元年とし、今月10日が113回目の双十節だとしている。一方、中国は1日に建国75年を迎えた。  頼氏はまた「中華人民共和国の75歳以上の人々にとっては、むしろ中華民国が祖国になるかもしれない」とも強調した。


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