【北京共同】北朝鮮の国会に当たる最高人民会議が7日、招集日を迎えた。金正恩朝鮮労働党総書記が1月に表明した韓国を「敵国」と憲法に明記する方針に基づき、改憲について討議する予定。7日の国営メディアは開催状況を伝えておらず、8日以降に具体的な内容を報じる見通しだ。  金氏は平和統一政策の放棄を掲げており、憲法の9条にある「自主、平和統一、民族大団結の原則に基づき祖国統一の実現のために闘争する」という記載を見直す可能性が高い。新たに領土、領海に関する規定も盛り込むとみられる。  北朝鮮は平和統一政策の放棄の表明後、軍事境界線の北側のみを自国の領域と見なすようになっている。


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