調印式に参加する池田庸会頭(手前中央㊧)ら(9月26日、ベトナム・ダナン)=木更津商工会議所提供

木更津商工会議所(千葉県木更津市)は、ベトナム・ダナン市から学生インターンの受け入れを始める。同市内の3つの大学・短期大学が推薦した学生を木更津の企業が受け入れる。就労を商議所が支援し、人手不足に悩む事業者の外国人採用を後押しする。

9月下旬、商議所とダナン市が同市内で人材交流に関する覚書を締結した。対象分野は食品、飲食、農業、機械、医療など。12月に受け入れ企業向けの説明会やベトナム側とのマッチング、大学見学会を実施し、早ければ2025年4月にも学生を受け入れる。

インターンの終了後には、卒業した学生が再度来日し、同じ企業に就職してもらうことも視野にいれる。事業者の希望に応じ、個別の人材紹介も実施するという。

木更津市は19年、ダナン市と「友好協力関係構築に関する覚書」を締結。介護分野での人材受け入れを進めるなど、技術交流や人材育成で連携してきた。

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