8日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン総書記が、7日のロシアのプーチン大統領の72歳の誕生日に合わせて祝電を送ったと伝えました。

祝電では、プーチン大統領を「最も親しい同志」と表現したうえで、ことし6月、プーチン大統領が北朝鮮を公式訪問し、有事の際の軍事的な支援などを明記した、包括的戦略パートナーシップ条約を締結したことに言及しました。

そして「不敗の同盟関係、百年の大計の戦略的関係に昇格させたあの日を感慨深く思い出している」として、このところ急接近している両国の良好な関係を強調しました。

ロシアとの蜜月ぶりが際立つ一方で、韓国の通信社 連合ニュースは、北朝鮮と中国の関係は以前とは異なってきていると伝えています。

連合ニュースは、キム総書記が習近平国家主席へ送った祝電を比較し、5年前の中朝国交樹立70年には「尊敬する同志」という表現があったものの、今月6日の国交樹立75年には、「尊敬する」ということばが省かれていたと指摘しています。

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