8月に着任した韓国の駐日大使が会見を開き、来年の日韓国交正常化から60年に合わせた新たな共同声明を出す必要があるとの認識を示しました。

朴喆熙韓国駐日大使は、7日東京都内の日本記者クラブで会見し、「国際情勢も日韓関係の質も大きく変わった。抽象的な原則原理だけではなく、具体的な協力のあり方を含めた意思表明が必要だ」と述べ、1998年の日韓共同宣言に代わる新たな共同声明を出す必要があるとの認識を示しました。

朴氏は、来年日韓国交正常化60年の節目を迎えることについて「人間なら還暦だ」と述べた上で、「両国の間で過去の問題だけではなく、未来への関心を深めるべき」と強調しました。

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