アメリカの複数のメディアによりますと、人気オンラインゲーム「フォートナイト」を開発するエピックゲームズは、グーグルについて、基本ソフトのアンドロイドを搭載した端末で、消費者のアプリへのアクセスやアプリ内での課金を独占しているとして、カリフォルニア州の連邦地裁に提訴していました。

そして去年12月、陪審員がグーグルの行為は日本の独占禁止法にあたる反トラスト法違反だとする評決を下しました。

これを受けて7日、連邦地裁の判事はグーグルに対し、是正命令を出しました。

命令では、来月から3年間、グーグルのアプリストアのシステムのなかだけで課金を行うことなどを禁止するとしているほか、グーグルのアプリストアで、ほかの企業のアプリストアも扱わなければならないなどとしています。

ニューヨーク・タイムズは、エピックゲームズが2020年以降、グーグルやアップルとアプリの販売や課金をめぐって法廷で争ってきたことに触れ「命令はエピックゲームズにとって勝利となった」と伝えています。

一方、グーグルは、命令を不服として裁判で控訴すると発表し、命令の発効を見合わせるよう求めました。

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