これはEUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が、発表したものです。

それによりますと、先月の世界の平均気温は16.17度で、1940年からの観測史上で9月としては、去年についで過去2番目に高くなりました。

また、ことし1月から先月までの世界の平均気温は
▽1991年からの30年間の平均より0.71度高く
▽去年の同じ時期より0.19度高くなりました。

コペルニクス気候変動サービスは、今月からことし12月の3か月の気温が、これまでの平均を下回る可能性が低いことから、ことしの平均気温はこれまでで最も高かった、去年の14.98度を上回り過去最高になることがほぼ確実だとしています。

さらにコペルニクス気候変動サービスは「ことしは、異常な雨を頻繁に記録していて、その状況は、温暖化によりさらに悪化している。温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする『ネットゼロ』の達成が早いほど、リスクを軽減できる」としています。

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