ASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会議が、日本時間9日午前、ラオスで開幕しました。

中国とフィリピンが対立する南シナ海の領有権問題など、激しい論戦が予想されます。

現地からFNNバンコク支局・杉村祐太朗記者が中継でお伝えします。

開会式の冒頭でラオスのソーンサイ首相は、「様々な国の間で起きている対立などの問題に結束して立ち向かわなければならない」と述べました。

一連の会議には、日本・アメリカ・中国なども参加する中、最大の焦点は南シナ海の領有権問題です。

南シナ海では中国とフィリピンの船が度々衝突していて、8日も中国の船が放水砲を撃つなどエスカレートしています。

日本を含めた周辺国が中国の危険な行動を非難する中で、激しい論戦が予想されます。

そして、就任後初めての外遊となる石破首相は10日から出席する予定で、首相が掲げるアジア版NATOの創設についても言及があるか注目されます。

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