ラタン・タタ氏は、1991年からおよそ20年にわたって、鉄鋼や自動車など幅広い事業を展開するインドの大手財閥、タタ・グループの会長を務めました。

タタ・グループは、タタ氏のもとでヨーロッパの大手鉄鋼メーカーやイギリスの高級自動車メーカーを買収するなどして事業規模を急速に拡大し、世界的な企業グループへと成長していきました。

タタ・グループの持ち株会社「タタ・サンズ」は9日、ラタン・タタ氏が死去したと発表しました。86歳でした。

インドのモディ首相は「タタ氏は、先見性のある実業家で慈愛に満ちた人だった」とSNSに投稿し、追悼の意を示しました。

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