【キーウ共同】日本貿易振興機構(ジェトロ)は10日、ロシアの侵攻が続くウクライナの首都キーウに事務所を設け、中心部のホテルで開所式を実施した。日本とウクライナの企業関係者ら約280人が出席。柴田哲男所長は「両国のより強力な結び付きの始まりとなる」とあいさつした。  ウクライナ進出を検討中の日系企業10社も参加。新しい有機肥料の開発に取り組むスタートアップ企業WAKU(岡山県高梁市)の代表取締役CEO姫野亮佑さんは、ウクライナの農業生産法人と実証実験を進めたい考え。戦闘が続く中でも「他の企業が入ってくる前に、できるだけ早く進出したい」と意気込みを語った。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。