【キーウ共同】ウクライナのクレバ副首相は10日、ロシア軍が直近の3カ月で、ウクライナの港湾インフラを約60回攻撃したと明らかにした。農業大国ウクライナは黒海を通じた穀物輸出を継続しており、クレバ氏は「ウクライナの輸出能力を破壊するのが狙いだ。食料危機を引き起こす挑発だ」と非難した。  一連の攻撃で約300の港湾施設、車両177台、船舶22隻が破壊されたという。港湾作業員や船員ら79人が負傷した。  クレバ氏によると、ウクライナは現在40カ国以上に穀物を輸出している。輸出先には中国、インドネシア、ベトナムといったアジア諸国のほか、エジプト、リビア、チュニジア、トルコなどが含まれる。


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