大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で11日、神戸大大学院の簑原俊洋教授が講演し、接戦が予想される11月の米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が勝利した場合、2017~21年の1期目とは「比にならない」ほど政権の在り方が大きく変わり、日本としても異なる対応が求められるとの見通しを示した。  簑原氏はトランプ氏再選の場合は「キリスト教白人国家への回帰」を強く打ち出すと予測。1期目よりも自身への忠誠心の強い人物で周囲を固め、大統領権限を大幅に強化すると予測。国際的な同盟関係も軽視するとして、日本は「国益を担保できる中長期的なプランの作成が焦眉の急だ」と指摘した。


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