ラオスで開かれているASEAN=東南アジア諸国連合の関連の会議で、アメリカのブリンケン国務長官が、が南シナ海などで海洋進出を強めていることへの懸念を示しました。
11日の会議に参加したブリンケン国務長官は、南シナ海の領有権争いをめぐり、中国がASEAN諸国の船や乗組員に被害を与えていることについて、「危険で違法な行動だ」と懸念を示しました。
その上で、インド太平洋における航行の自由と上空飛行の自由を引き続き支持していくと表明しました。
一方、ロシアによるウクライナ侵攻については、国連憲章の原則に違反し続けていると改めて批判しました。
一連の会議にはこのあと中国やロシアも参加する予定で、議論の応酬が予想されます。
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