トルコ南東部の道路で、車と衝突寸前になる男の子の姿がカメラに捉えられた。男の子は寸前に犬に襲われ、とっさに逃げたところだった。別の車が事態に気付き、車を動かして犬を追い払って難を逃れたという。現場は野犬に襲われる道として有名で、当局は対応を求められている。
襲いかかる犬、迫る車
トルコ南東部の街「シャンルウルファ」のメインストリートで撮影されたのは、走ってきた車が急ブレーキをかけ、飛び出した男の子が九死に一生を得た瞬間だ。
この記事の画像(13枚)直前の防犯カメラには、男の子が大きく道路側に膨らみ、歩道の方を気にしながら歩いている様子が捉えられていた。
男の子の目線の先には、昼寝でもしているのか、1匹の犬が横になっている。
次の瞬間、突然犬が襲いかかってきた。
男の子は慌てて逃げ出すものの、足がもつれたところに車が迫った。しかし、ドライバーがギリギリのところで急ブレーキを踏み、衝突は免れた。
さらに、白い車が犬を追い払うようにハンドルを右に切る“奇跡の連携プレー”をみせ、男の子は間一髪、無事だった。
凶暴な野犬がいる道路…怯える住民たち
男の子は、道路脇で野良犬が横たわっているのを見て、車道に出て通り過ぎようとしていた。実はこの場所は、地元でも恐れられている有名な道路だった。
通りかかった女の子は、「この道を通るとき、いつも犬に襲われるの。とても怖いです」と近くを歩いていると、野良犬が誰かれ構わず襲ってくると語った。
“通りに出るのが怖い”と、近くの住民たちは当局に対策を求めている。
(「イット!」 10月4日放送より)
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