中国で9月、道路のど真ん中に並べられた「リンゴ」がカメラに捉えられた。リンゴは近くの農家が育てたもので、通行人に押し売りするために並べたという。しかし道路を通行したいドライバーは困惑。農家と口げんかに発展していた。その後、警察官が関係者を連行したという。
リンゴ・バリケードで通せんぼ
中国・雲南省で9月26日午前11時ごろに撮影されたのは、道路の真ん中に大量のリンゴを並べ、どうしてもリンゴを売りつけたい農家の姿だ。
この記事の画像(11枚)農家の男は「我が名物のリンゴをひけるものならひいてみろ!」と叫び、リンゴのバリケードで車をとうせんぼ。
しかし、ドライバーの男性も負けていなかった。「じゃあひくよ!」と言うと、ドライバーの男性は強引に突っ込み、リンゴは道路に散乱した。
そこから農家の人たちとドライバーの口げんかが始まった。
ドライバーの男性は、「危ないだろ! 高速の出口をふさいで、リンゴを道路に置くなんて」と指摘。しかし、農家の男は「お前!ただじゃ済まねえぞ!リンゴは俺たちの名物だ!」と逆上して怒鳴っていた。
道路に置いた理由は「リンゴを強引に売りつけたかったから」
農家の人たちが道をリンゴで塞いだ理由は、“強引にリンゴを売りたかったから”だ。
現地メディアなどによると、農家の人たちは車を運転する人たちに「リンゴを強引に売りつけたかったから」道路に置いたのだという。
あまりにも露骨な押し売りに、たまたま通りかかったドライバーも困りはてている様子だ。
ドライバーの男性は、「こういうことしちゃダメって警察にも言われてるでしょ?」とたしなめるも、農家の女は「あんたは警察じゃないでしょ!」と反発し全く聞く耳を持っていない様子だ。
その後も「道路にリンゴを置いたらダメでしょ!」と正論を述べるドライバーの男性に対し、農家の女は「黙れ!」と暴言を吐き、道路に散乱したリンゴの代金を請求した。
その後、駆けつけた警察官が関係者全員を連れて行ったという。
(「イット!」 10月7日放送より)
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