北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長(朝鮮通信=共同)
【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は15日、韓国から飛来した無人機が領空侵犯したとする問題を巡り「韓国軍が挑発行為の主犯である明確な証拠を確保した」と談話で主張した。具体的中身は触れていない。朝鮮中央通信が伝えた。 韓国側は、北朝鮮が軍事挑発に出れば「金正恩体制が終末を迎える」と反論するなど一歩も引かない構えだ。 無人機は平壌上空で金正恩体制を批判するビラをまいたとされ、この問題で金与正氏が談話を出すのは4日連続。12日には北朝鮮の軍総参謀部が砲兵部隊に射撃準備態勢を取るよう命令したほか、金正恩氏は14日に状況報告を受け軍事活動の方針を示した。
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