ミャンマーのヤンゴン中心部(資料写真)
ミンアウンフライン氏は「国軍は国をあらゆる危険から守る義務が、歴史の要請から負った責任だと考えている。武装テロリストの要求に妥協するつもりはない」と強調。少数民族武装勢力に対し「対話を通じて自らの望みを交渉するよう勧める」などと述べ、来年実施を目指す総選挙への参加を促した。 現地からの情報や地元メディアによると、ミンアウンフライン氏は近く、クーデター後初めて中国を訪れ、李強首相と会談する可能性がある。中国は、国際社会から孤立する国軍を武器輸出などで支える一方、一定の距離も置いてきた。訪中が実現すれば、中国政府による国軍支援の姿勢はより鮮明となる。 ミンアウンフライン氏が8月中旬に中国の王毅政治局員兼外相と首都ネピドーで会談した後、現地では中国が財政難のミャンマーに融資するとの情報が流れた。中国製のFTC2000G戦闘機6機も納入されたという。関係者は「最近のミンアウンフライン氏は(中国からの支持を受け)自信に満ちあふれているように見える」と語った。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。