鳥栖市の水産業者が輸入のアサリを「熊本産」と表示して販売したとして、県は適正な表示に是正するよう指示しました。
食品表示法に基づき県から指示を受けたのは鳥栖市古賀町の的野水産です。
県によりますとこの業者は少なくとも今年3月から中国産もしくは韓国産の生鮮アサリやアサリの加工品を「熊本産」と表示し、店頭で一般消費者に販売していたということです。
熊本県からの情報提供をもとに県が立ち入り検査などをして違反を確認したということです。
販売量は生鮮アサリとアサリの加工品あわせて219.5キログラムに上り、業者は県に対し「はっきりとは覚えていないが1年前くらいから」と話しているということです。
県は、食品表示法に基づき適正な表示に是正し販売するよう指示しました。
食品表示法に基づくアサリの産地不適正表示は県内では2019年に続き今回で2例目です。
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