【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(4月26日の動き)

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米 ウクライナに“過去最大の60億ドル”追加の軍事支援表明

アメリカのオースティン国防長官は26日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナへの軍事支援について欧米各国などが話し合うオンライン会合に出席したあと、国防総省で記者会見しました。

この中で、オースティン長官は、ウクライナに対し、最大で60億ドル、日本円にして9400億円余りの追加の軍事支援を行うと表明したうえで、「これは、われわれが約束してきた軍事支援の中で最も大きい」と述べ、支援額としてはこれまでで最大だと強調しました。

国防総省によりますと今回の支援には、前線で不足している砲弾や、防空システム「パトリオット」のミサイルなどが含まれるとしています。

アメリカでは与野党の対立で、ウクライナへの追加支援のための緊急予算が成立せず、去年末から支援が滞っていましたが、今月24日、予算が成立し支援が再開しました。

バイデン政権がウクライナへの軍事支援を表明するのは、24日に10億ドルを発表したのに続いて今週2回目で、支援を主導する姿勢を強調する狙いがあると見られます。

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