韓国のバーで8月、公務員を含む3人の男性客が注文していない高額な酒を“盗み飲み”する姿が防犯カメラにとらえられた。
男たちは安酒を頼み、おつまみのサービスまで求めてきたにもかかわらず、店主が目を離したすきに高額ウイスキー1瓶を飲み干し、金も払わなかったという。
注文せず高い酒に手を伸ばす男たち
韓国・蔚山(ウルサン)で8月午前0時すぎ、深夜のバーで撮影されたのは、訪れた3人の男性客が店主の目を盗み、高額な酒をこっそり酌み交わす姿だ。
なんと、そのうち1人は公務員だったという。
男たちの厚顔無恥な行動に、店主は「無料のおつまみもサービスしたのに、怒りが込み上げる」と怒りをあらわにしている。
この記事の画像(11枚)当時、ウイスキー専門のバーに入ってきた3人の男たちは、「来店するなり、『一番安い酒を飲もう。高いものは買えない。おつまみをサービスしてくれ』と」伝えてきたという。
男たちはそう話すと、店主が後ろを向いた次の瞬間、カウンターに置いてあるウイスキーの瓶を勝手に取り、自分たちのグラスに注ぎ始めた。
さらに店主が移動すると、3人は再び瓶を手に取り、飲み始めていたという。
16万円分の酒を“飲み逃げ”
結局、男たちは約2時間で7回も“盗み飲み”し、最終的に高額なウイスキー1本分もの量を飲み干した。
しかし会計の際は、「ウイスキーを1杯ずつ、ハイボールを2杯飲んだ」とウソの申告をしていたという。
さらに、3人のうちの1人は公務員だといい、当時の様子について、店の店主は「ハイボールを飲み残し、ウイスキーも1杯だけのはずなのに、ベロベロの状態だった」と、注文より酔っぱらった様子に違和感を感じていたという。
男たちは150万ウォン、日本円で約16万円分の酒を飲んだにもかかわらず、支払った金額はわずか1万円ほどだった。
警察は、公務員を含む3人に窃盗の疑いがあるとみて捜査している。
(「イット!」 10月15日放送より)
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