マクドナルドのロゴ=米中西部イリノイ州(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米マクドナルドは20日、共和党大統領候補トランプ前大統領が店舗でポテトを揚げるなどしたことを受け、従業員向け文書で「公職選挙のいかなる候補も支持しない」と釈明し、トランプ氏支持を否定した。AP通信などが21日に報じた。トランプ氏の訪問を受け、同社商品のボイコットを呼びかける声が出ていた。  マクドナルドは文書で、トランプ氏の来店希望に対し「全ての人に扉を開く」との価値観に基づき対応したと説明。アルファベットのMをモチーフにしたロゴ「ゴールデン・アーチ」にちなみ、マクドナルドは共和党や民主党を象徴する赤や青ではなく「金色だ」と強調した。  マクドナルドを巡っては、民主党候補ハリス副大統領が学生時代に勤務したことがあると述べたのに対し、トランプ氏はうそだと主張。同社はハリス氏が働いたと振り返る1980年代前半にまでさかのぼる全従業員の勤務記録はないと指摘し、確認していない。  トランプ氏は20日、激戦州の一つ東部ペンシルベニアの店舗を訪れた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。