高齢者の地域活躍の場や生きがいづくりを目指す佐賀市の平松清風大学で毎年恒例の運動会が開かれ、平均年齢75歳の元気なシニアたちが躍動しました。
佐賀市社会福祉協議会が運営する平松清風大学は郷土や健康などをテーマにシニア向けの講座を開いていますが、毎年この時期に受講者自ら企画・運営をする運動会が開かれます。
22日はあいにくの雨となり、急きょ会場を屋内に移しての実施となりましたが、63歳から89歳の在校生約100人が集まりました。
【選手宣誓】
「一生懸命頑張らずお互いに助け合い」
無理をしないよう呼びかける選手宣誓に続き、ラジオ体操をしてけがなく楽しむ準備は万端です。
1年生が白、2年生が赤の紅白に分かれて争う最初の種目は「ジャンケンポン」。
リレーとじゃんけんをかけ合わせたオリジナルの競技です。
最高齢となる89歳の大坪貞子さんが白組のアンカーをつとめますがじゃんけんに大苦戦、まずは2年生に軍配です。
【白組 大坪貞子さん89歳】
「ちょっとじゃんけん弱い人ですからちょっと苦労しました、でもとても楽しかったです、楽しい時間でした」
その後はお尻で風船を割る速さを競う“けつ圧測定”や”むつごろう音頭”の披露など勝敗のない種目が続き、和気あいあいとしたムードに会場は包まれていました。
そして紅白戦の勝負が決まったのは最後の種目の玉入れ。
見事200個近くの玉を入れた2年生が勝利し、優勝トロフィーを手にしました。
【赤組 古賀康之さん71歳】
「去年に引き続き2連勝でした、2連勝で結構チームワークがとれてるんでその勝利だと思います」
【白組 本告ミヨ子さん77歳】
「やっぱり童心に返りますね、こういうのは年齢関係ないなと思いました」
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