2022年1月、レバノン・ベイルートでの記者会見で話すヒズボラ最高幹部サフィエディン師(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は22日、9月に殺害した親イラン民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師の後継者と目されていた最高幹部のサフィエディン師の死亡を確認したと発表した。今月3日にレバノン首都ベイルート南部で行った空爆の標的だったとされ、死亡したとみられていた。軍はナスララ師をはじめ、ヒズボラ幹部を相次ぎ殺害している。  軍は23日、レバノン南部ティールの住民に退避要求を出した。攻撃を強めるとみられる。軍は22日夜から23日未明にかけて、ベイルート南部を空爆した。ヒズボラは23日朝、イスラエルへ向けて多数のロケット弾を発射。「中部テルアビブ郊外の軍基地を狙った」と主張した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。