【キーウ共同】ロシアに派遣された北朝鮮軍部隊の主力は歩兵や砲兵、工兵で、極東を中心としたロシアの演習場で数週間の基礎訓練を受けた後、ウクライナ国境に近いロシア西部に送り込まれていることが25日、ウクライナ軍筋の話で分かった。韓国国家情報院は精鋭の特殊部隊員約1500人がロシア入りしたと発表していたが、同筋は100人に満たないとみている。特殊技能を持たない兵士が部隊の大半とされ、前線に投入されるかどうかを注視している。 ロシアのプーチン大統領は24日の記者会見で、北朝鮮の派兵を否定しなかった。両国は有事の相互支援を定めた包括的戦略パートナーシップ条約に署名しており、侵攻の死傷者数が膨らみ兵員不足に悩むロシアの求めに、北朝鮮が応じた可能性がある。プーチン氏は「(条約に基づき)北朝鮮指導部が真剣に対応していることを疑ったことがない」と強調した。 ウクライナ国防省情報総局は24日、訓練を終えた北朝鮮軍部隊が、ウクライナが越境攻撃しているロシア西部クルスク州に到着したと発表した。人数は不明。
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