【ワシントン共同】日米韓各国で安全保障を担当する高官が25日、ワシントンで会談し、ウクライナ侵攻を続けるロシアに北朝鮮が派兵したことへの懸念を共有した。「ロシアの残虐で違法な戦争が欧州を越えてインド太平洋に拡大するだけだ」とし、ロ朝に軍事協力をやめるよう要求した。3カ国首脳会談の早期開催に向け、調整を進めることで一致した。  秋葉剛男国家安全保障局長、サリバン大統領補佐官、申源シク・国家安保室長が参加。中国による東・南シナ海での一方的な現状変更の試みに強く反対し、国際法に基づく海洋秩序の維持に向けた決意を示した。台湾海峡の平和と安定を守る重要性も強調した。  11月5日の米大統領選を経て2025年1月に米国で新政権が発足した後も安保分野での日米韓連携が後退しないように申し合わせた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。