この事故は24日の午後、マレーシア西部ペラ州の高速道路で、日本人の観光客を乗せたバスがトラックに追突したもので、バスに乗っていた奈良県の73歳の女性1人が死亡したほか、観光客10人がけがをしました。
けがをした10人は、命に別状はないということです。
事故では、バスを運転していた41歳のマレーシア人の男性もけがをして病院で手当てを受けていますが、警察の関係者は、NHKの取材に対し「運転手による危険な運転や不注意が原因だった可能性もある」と述べ、来週にもバスの運転手から事情聴取を行うとともに、現場付近に設置されていた監視カメラの映像の解析など、捜査を進めていく方針を明らかにしました。
また地元の警察は、今後、バスに乗っていたほかの乗客にも話を聞くなどして、事故の原因究明を急ぐことにしています。
事故の現場は、マレーシア北部と首都クアラルンプールなどを結ぶ主要な高速道路の1つで、大型トラックや観光バスなど交通量が多い場所だということです。
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