総選挙の結果を受けて、各国メディアの反応です。

イギリスのBBCは、「石破総理は政治的な賭けに出たが、裏目に出た。石破総理と自民党は、国民の怒りの大きさと、(さらに重要なこととして、)それに対して行動を起こそうとする国民の意思を過小評価していた」との記事をネットに掲載しました。

フランスの新聞「ル・モンド」は特派員の解説記事で、「自民党の裏金スキャンダルや、物価高などに対する対応の不手際が影響した。日本に不安定な時代が到来するかもしれない」と分析しています。

韓国のテレビ局・MBCは朝のニュース番組のトップで「日本の自民党が総選挙で惨敗した」と報じました。

「10年以上続いた自民党独走体制が壊れた」とした上で「政局の混乱が続けば日韓の懸案は後回しにされる可能性が高い」と指摘しました。

また中国の国営テレビは、「裏金疑惑と経済問題が選挙結果に影響した」と報道した上で、「裏金問題で日本の政治に対する国民の信頼が失われている」と分析しています。

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