ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンが、少なくとも3つの国内工場の閉鎖を検討していることが分かりました。

これは28日、フォルクスワーゲンの労働組合が明らかにしたもので、ドイツ国内にある10カ所の拠点のうち、少なくとも3つの工場閉鎖や、数万人規模の人員削減、従業員の賃下げなどを検討しているということです。

フォルクスワーゲンは9月、国内工場の閉鎖を検討中であることを発表していましたが、詳細は明らかにしていませんでした。

EV(電気自動車)に注力してきたフォルクスワーゲンですが、最大の市場であった中国における販売台数の減少が背景にあるとみられています。

本拠地であるドイツ国内の工場閉鎖となれば、1937年の創業以来初めてのことになります。

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