【ソウル、キーウ共同】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は29日、ウクライナに侵攻するロシアに派遣された北朝鮮軍の幹部を含む一部が戦闘の前線に移動する可能性があるとの見方を示した。非公開の場で国会議員らに報告し、出席議員が報道陣に明らかにした。米国防総省は28日、北朝鮮が約1万人をロシア東部に派兵したとみられるとの分析を明らかにした。  ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、韓国の尹錫悦大統領と電話会談し、北朝鮮の派兵情報を共有、対応を協議したと発表した。尹氏は北朝鮮が参戦した場合、戦場の状況に応じて「実効的、段階的な対応措置を取る」と述べ、兵器供与の可能性を示唆した。


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