長野県の阿部知事は、県産品の販路拡大などのため、27日からアメリカを訪問しています。29日は世界経済の中心地・ニューヨークで「トップセールス」も。地酒や県産の牛肉、発酵食品などが人気で、手ごたえを感じたようです。

招待客:
「『ギンジョー』感!ビッグフレーバー」

日本時間の29日、アメリカ・ニューヨークの日本総領事館で開かれたイベント。

戸隠そばに、「信州プレミアム牛」のローストビーフ。信州産の日本酒やワインも。並んでいるのはすべて県産品です。

阿部知事:
「オフコース ナガノ イズ ベター」

県産品の販路拡大や観光誘客などのためアメリカを訪問中の阿部知事。アメリカは、県内の加工食品の輸出先トップで、輸出額は78億8000万円に上ります。

29日は、現地のバイヤーやレストランのシェフなどおよそ80人を前に「トップセールス」しました。

招待客:
「(印象的なのは)ソイソース、ミソ、サケ。信州牛のローストビーフが素晴らしかった」
「この会場の食べ物すべてをニューヨークで買えるようになったり、アメリカのいろんなところに広まったらうれしい」


地酒や牛肉、発酵食品などどれも好評で、参加した県内のメーカーも手ごたえを感じていました。

マルコメ・青木時男 社長:
「(世界で)発酵はトレンドどころか、“コア”のツールになってますから、長野のブランドがどんどん立ってきて、世界にニューヨークから発信できるのでは」

阿部知事:
「多くの皆さんと海外市場をどんどん積極的に開拓していきたいし、それを通じて長野県の経済、長野県全体を発展させていきたい」

阿部知事は今後、ポートランドとロサンゼルスでもトップセールスを行う予定です。

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