北朝鮮国旗

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は31日、北朝鮮が同日午前7時10分ごろ、首都平壌付近から長距離弾道ミサイル1発を日本海に向け、高角度のロフテッド軌道で発射したと明らかにした。日本政府も弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたとし、政府関係者は大陸間弾道ミサイル(ICBM)で、ロフテッド軌道で発射された可能性があるとの見方を示した。  石破茂首相は31日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け「現時点で被害の情報はない。この後、詳しく報告を受け、状況を確認して国家安全保障会議を開催する」と官邸で記者団に述べた。  韓国国防省は30日、北朝鮮が11月5日の米大統領選前後にICBMの発射実験に踏み切るとの分析を明らかにしていた。米韓国防相はワシントン近郊で30日に会談し、北朝鮮によるロシア派兵や核・ミサイル開発について対応を協議。北朝鮮が米韓の連携に反発した可能性もある。


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