23日、イスラエル中部テルアビブの空港で、出発前に記者団に話すブリンケン米国務長官(AP=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は10月31日、ウクライナに侵攻するロシアに兵士を派遣した北朝鮮への対応で中国側と高官協議を最近実施し、北朝鮮の挑発的行為を抑えるため影響力行使を求めたと明らかにした。ワシントンでの米韓外務・防衛閣僚協議(2プラス2)後の共同記者会見で語った。  ブリンケン氏は、北朝鮮が派兵の見返りにロシアから軍事技術を得て北朝鮮軍を強化すれば「地域に不安定さをもたらし、中国にとっても真の懸念になる」と指摘した。  韓国の趙兌烈外相は「中国もこの状況をとても不快に感じている。中国の利益が損なわれる事態になれば、一定の役割を果たし始めるだろう」と話した。


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