沖縄県・尖閣諸島の魚釣島(奥)周辺を航行する、海上保安庁の巡視船(手前)と中国海警局の船舶=27日

 【北京共同】沖縄県・尖閣諸島の環境を把握するため、国会議員も参加して実施された同県石垣市の船舶調査を巡り、在日本中国大使館は28日、抗議のため日本に厳正な申し入れを行ったとする報道官談話を発表した。「政治挑発や世論への誇大宣伝をやめる」よう強く求めるとした。  また「対話を通じて意見の相違を管理する正しい道に戻る」よう日本に促し、事態の悪化を避けるべきだと強調した。  尖閣周辺では26、27両日、中国海警局の船が石垣市の調査船の動きに合わせて航行し、日本の領海に一時侵入した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。