【キーウ共同】ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、エストニア軍情報部門の幹部は1日、ロシア軍が最近1週間で、ウクライナ東部ドネツク州の約150平方キロを制圧したと明らかにした。エストニア公共放送が報じた。全ての前線でロシア軍が主導権を握り、ウクライナ軍は徐々に後退を余儀なくされているとの見方を示した。 この幹部は、ロシア軍が今年中にドネツク州の要衝ポクロウシクなどで「大きく前進する可能性がある」と分析した。ウクライナ南部ザポロジエ州で攻勢をかける兆候もあるとした。 ロシアに派遣された北朝鮮兵について、段階的に前線に配置されると予測。北朝鮮兵はロシア領内で高度な訓練を受けておらず、地形も熟知していないため、ロシア軍より多くの犠牲を出す可能性があると説明した。 ロシア国防省は1日、ドネツク州の州都ドネツク西方約60キロのシャフタルスケなど計3集落を制圧したと発表した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。