ブリンケン米国務長官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は1日、イスラエルのネタニヤフ首相の腹心、デルメル戦略問題相と電話会談した。イランや親イラン組織がイスラエルに再報復した際の対応を巡り、イスラエル防衛への米国の揺るぎない関与を伝えた。米政権は再報復に備え、米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」をイスラエルに配備している。  ブリンケン氏は戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの人道状況改善を要求。戦闘終結や戦後統治計画の重要性も訴えた。  米国防総省は1日、オースティン国防長官がイスラエル防衛や米市民保護のため、複数のB52戦略爆撃機を中東地域に派遣するよう命じたと発表した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。