7月のイギリスの総選挙で野党に転落した保守党の新党首に、ベーデノック前ビジネス貿易相が選出されました。

保守党の新たな党首に選ばれたケミ・ベーデノック氏は、ナイジェリア系移民を両親に持つ44歳の黒人女性です。

ベーデノック氏は、LGBTQなど性的マイノリティや移民の権利拡大に否定的な右派の政治家として知られていて、中道右派路線を歩んできた保守党の右傾化が進んでいくとみられています。

7月の総選挙で大敗した保守党は、与党である労働党より強硬な移民政策などを打ち出すなどして、失った保守層の支持を取り戻したい考えです。

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