ロシア ウクライナに軍事侵攻(11月5日の動き)
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ロシア大統領府の報道官は5日、アメリカ政府高官がロシア西部のクルスク州に北朝鮮の兵士1万人が到着したと述べたことについて記者団から質問され「アメリカ側は『最終的な確認はしていない』としている」として回答を避けました。
ロシア側はこれまで北朝鮮兵士の派遣について否定していません。
アメリカ国務省のミラー報道官は4日、ウクライナ軍の越境攻撃が続くロシア西部のクルスク州に北朝鮮の兵士1万人が到着したとし「今後数日のうちに戦闘に参加する可能性がある」としています。
この発言について記者団から事実関係の確認を求められたロシア大統領府のペスコフ報道官は5日「何も言うつもりはない。なぜならアメリカの当局者が『最終的な確認はしていない』と言っているからだ」と述べ、回答を避けました。
これに先だつ先月下旬、プーチン大統領は記者会見で北朝鮮の兵士が派遣されたのか問われた際、否定しませんでした。
そうした中、ウクライナではロシアによる攻撃が続き、南部ザポリージャで5日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、地元の知事によりますとこれまでに6人が死亡し24人がけがをしました。
また、重要なインフラ施設にも被害があったということです。
この攻撃を受けてウクライナ大統領府のイエルマク長官はSNSで「強い行動で暴力を止めなくてはならない。同盟国のより強力な態勢が必要だ」と述べ、改めて支援を求めました。
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