タイのホテルでカメラが捉えた、現地警察が日本人の男2人を逮捕する瞬間。
ホテルの部屋に踏み込み、寝ていた男の身柄を確保。
隣の部屋にいた白いTシャツの男もベッドの上で取り押さえました。
逮捕されたのは福二樹容疑者(45)と浅井仁樹容疑者(26)。
10月中旬、タイの首都バンコクで日本人の男性と妻を監禁・暴行するなどした疑いが持たれています。
福二樹容疑者(11月6日):
(容疑は認める?)認めませんよ。全部うそなので。
海外で起きた日本人同士による事件。
その背景にあったのは金銭トラブル。
福二樹容疑者(11月6日):
(Q.何か言いたいことはあるか?)何もしていないので。ちゃんと見ておいてもらえば分かると思います。
逮捕された福容疑者と浅井容疑者は、容疑について完全否認しています。
タイ警察によると、2人は2024年9月、被害男性夫婦のビザの取得を手伝い、その見返りなどとして30万バーツ、日本円で約135万円を支払うよう要求。
しかし、一部しか支払われなかったため、10月中旬、別の日本人とタイ人の男と共謀し、被害男性と妻をホテルに閉じ込め、暴行したということです。
その翌日、共謀した2人は拘束されましたが、福容疑者らは逃走していました。
そして6日、潜伏先のホテルで見つかり、逮捕されたのです。
さらに部屋から見つかったのは、大麻とその吸引器とみられるもの。
タイでは、医療目的などでの大麻の使用が認められていますが、娯楽目的での使用は規制されています。
タイ警察によると、福容疑者は日本で過去に大麻がらみで何度か逮捕されているといいます。
福二樹容疑者:
(Q.不法に大麻を扱ったという疑いがあるが?)ないですね。(Q.言い分があったら教えて?)いろんな人を巻き込んでいるので、独自に来てくれたら話しますよ、全部。全部証拠あるから面白いよ。
今回の暴行事件に大麻は関わっていないとみられますが、警察は犯行に至った詳しい経緯を調べています。
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