韓国のマラソン大会でカメラが捉えたのは、走っている選手に後ろからドン!と車が突っ込む、まさかの瞬間。
倒れこんだ選手は足を押さえ、起き上がることができません。
なぜマラソン大会でランナーが引かれる事態は起きてしまったのでしょうか。
事故の目撃者は「安全管理があまりにもずさんだったんです」と話します。
ランナーをひいた車のドライブレコーダー映像があります。
時速30kmでスピードを落とすことなく衝突。
事故の直前、道路を規制していた市役所の職員が手で誘導する様子が映っています。
車はその横を通り、選手が走る真ん中の車線へ。
しかし、左2車線は規制中。
車が走っていいのは一番右の車線だけでした。
事故当時、道路には規制を示すパイロンが立てられていましたが、車が通れるほど間隔が空いていたといいます。
さらに、事故が起きる10分前にも、選手の後ろを間違って走る車が目撃されていました。
車にひかれたのは全国大会で優勝経験もある選手。
左すねを骨折するなどしており、2回の手術を受ける予定だということです。
選手の母親は「選手生命が絶たれないこと、それだけを祈っています」と話しています。
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