◆「選挙制度への疑問の声、なくなることを望む」
バイデン氏は「誰に投票したかにかかわらず、互いを敵ではなく、同じ米国人として見ることができるよう望む。冷静になろう」と呼びかけ、国民の融和を訴えた。バイデン氏=2020年2月撮影
トランプ氏は2020年の前回大統領選で敗北を認めず「不正があった」と陰謀論を展開した。バイデン氏は「選挙制度の信頼性への疑問の声がなくなることを望む。選挙は公正で、透明性があり、誰が勝っても負けても信頼できる」と述べた。 バイデン氏は今回の大統領選で2期目を目指していたが、6月のトランプ氏との討論会で精彩を欠き、高齢不安が再燃。7月に撤退に追い込まれた。自身に代わって出馬し、トランプ氏に敗れたハリス副大統領(60)について「彼女と陣営スタッフは自分たちが展開した選挙運動を誇るべきだ」とたたえた。 大統領選は7日も開票が続いた。米主要メディアによると、日本時間8日午前9時現在、選挙人計538人のうち、トランプ氏が295人、ハリス氏が226人を獲得。激戦となった西部アリゾナ、ネバダの両州で開票作業に時間を要しているが、いずれもトランプ氏の優勢が伝えられている。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。