【ブダペスト=共同】オランダのメディアは8日、イスラエルとオランダのサッカーチームの試合が7日夜に行われたアムステルダムで、イスラエルのサポーターが襲撃され、5人が負傷したと報じた。約60人が拘束されたという。オランダ当局は、イスラエル人サポーターを狙った反ユダヤ主義が動機とみている。
オランダのスホーフ首相は襲撃を受け、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談。スホーフ氏は「容認できない反ユダヤ主義的な襲撃だ」と強く非難した。
アムステルダムでは7日、イスラエルのマカビ・テルアビブと地元アヤックスの欧州リーグの試合が行われた。7日夜から8日未明にかけ襲撃されたとみられる。
サポーターの一部が人質に取られたとの情報も寄せられ、当局が事実関係を慎重に捜査。イスラエル政府が一時は救出のための航空機派遣を検討したと伝えられたが、オランダ当局は行方不明とされた大半のサポーターが発見されたとしている。
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