このたこ揚げは、パレスチナで医療支援活動を続けている団体などの呼びかけで今月中旬まで全国各地で行われ、このうち東京 お台場の公園には9日、親子連れなどおよそ50人が集まりました。

参加者は、パレスチナの旗と同じ色から抵抗運動のシンボルにもなっているスイカの絵や「パレスチナに自由を」などといったメッセージをあしらった思い思いのたこをつくりました。

そして、風向きにあわせたり走ったりしながらたこをあげていました。

ガザ地区では2012年から東日本大震災の被災地の復興を願うたこ揚げイベントが開かれるなど、たこが日本との交流にもつながっていて、参加した人たちはガザ地区での停戦と平和への願いを込めていました。

参加したガザ地区出身の女性は「ガザのことを思い、皆さんが集まってくれてうれしく、とても感動しています。夢や人生がありながら亡くなった人たちのことを忘れないでほしいです」と話していました。

お台場でのたこ揚げを企画した圓尾絵弥子さんは「少しでもガザに目を向ける人が増えてほしいです。空はつながっていると思うのでたこ揚げを通じて気持ちが一緒にあると伝えたいです」と話していました。

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