【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は9日、北朝鮮との包括的戦略パートナーシップ条約の批准法に署名し、ロシア側の批准手続きが完了した。条約は有事の軍事相互支援を規定し、北朝鮮側との批准文書交換をもって発効する。ウクライナや米韓などが主張するロシア西部への北朝鮮兵派遣と、この条約が関連しているかは不明。  条約の第4条では、武力侵攻を受け戦争状態になった場合の軍事援助を規定。プーチン氏は10月下旬、第4条をどのように実行するかはロ朝の問題だと表明した。  条約はプーチン氏と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が平壌で6月に署名。ロシアでは条約の批准法が下院で10月24日、上院で今月6日に採択された。


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